SORUCCAM

ゲームを吸って飛ぶぞ

「AI:ソムニウムファイル」#3

AI:ソムニウムファイル

 警察庁の内部とは思えないほど派手で雑多な部屋。ボスの趣味らしい。

 警察の本部というより、どこかの部室かギャングのアジトと呼んだほうが良さそうである。

 遊園地で発見された少女の名前は、沖浦みずき。訳あって主人公とともに暮らしているらしい。

 さらに遊園地で発見された死体は彼女の母親であり、父親に嫌疑がかかっている。

 まずは身内を疑うのが定石とはいえ、まだ年端もいかない女の子には辛い出来事ばかりである。

 そのため、みずきは事件のショックから失語症を患ってしまう。

 というわけで、話すことが出来ないなら頭の中を覗いちゃえばいいじゃない。

 この世界の法律については分からないが、頭の中を覗くのはプライバシー保護法に抵触しないのだろうか。

 私だったら遠慮するが。