「AI:ソムニウムファイル」#7
AI:ソムニウムファイル
あせとんちゃんこと、ネットアイドルのイリスの目撃証言が出る。しかし彼はそのネットアイドルの熱狂的ファンなので、証言者としてあまり信用できない。
イリスは応太を利用しきっているため、やはりあまり信用できない。
正直、この事件の捜査上で“証言が信用に足る人物”は一人もいないと言っても良い。誰も彼もコロコロと証言を変えるし、隠し事が非常に多い。
イリスを事情聴取するが、取調室の机の下に隠したスマートフォンでやり取りをしていたことが発覚する。
そんな授業中のヤンチャ学生じゃあるまいし……
私は警察の世話になったことがないのでよく分からないが、取調べ中にスマートフォンを操作できるような状況が実際に起こりうるのだろうか。
貴重品やスマートフォンは別の場所に預けるとか……ないのか?
証言を求めてもロクな話が出てこないので、さっさと頭の中を覗いちゃったほうが早いな。ってことでソムニウムパートスタート!
イリスの記憶からは「主人公と同じ顔をした男が人殺しをする映像」が出てきたが、ウヤムヤにされて終わる。
どうやらその状況は6年前の事件と酷似しているようだが、現在の事件のものではない。
結局、手がかりとなりそうなものは出てこなかった。とんだ徒労である。