「The Artful Escape」#31
The Artful Escape
楽屋の必需品は?という質問の続きだ。選択肢が独特すぎて、質問を受けている本人もよく分からないまま答えている。
そのおかげで楽屋にタコのバーテンダーを呼んで飲酒した後、ナンバープレートのないホバークラフト(ガソリン満タン)で飲酒運転するヤバいやつになってしまった。
よいこの皆さんはくれぐれも真似をしないように。
“死語を流暢に話す蛾”…… チョベリバとか言うのだろうか。着メロとか写メとか。ダイヤルアップ接続とか。これ以上は私の心が削られそうなのでやめておこう。
“無重力専門の建築家”…… 重力も耐震も考えなくて済むなら、建築デザインはかなり自由な発想でできるだろうなという憧れを込めて。
日本のような災害の多い国では、それだけ建物にも対策を求められるので選択肢もどんどん狭くなる…… これは仕方ないことだが。
最後は少し真面目に答えてしまったが、どの答えも主人公の人生とはまったく関係がないため、結果だけ見るとウソにウソを重ねただけだ。
これがウソだとバレた日には…… 想像するのはやめておこう。