「AI:ソムニウムファイル」#13
AI:ソムニウムファイル
撃たれた後遺症で、意識が戻らないままとなってしまっている主人公。こうなったら目を覚まさせてやるしかない。
伊達とみずきの思い出をたどりながら、ソムニウムを解いていく。最初は反発していたみずきも、段々と伊達に対して打ち解けていく過程を見ることができる。
見ていて、なんだかジーンとしてしまった。
これは伊達とみずきが、不器用ながらも家族になっていくまでの物語なのだ。
最後には、両親を取るか伊達を取るかの究極の選択を迫られる。
伊達を選ぼうとすると、「本当の家族の元へ行くべきだ」と突き放された。それにめげずに伊達を選び続けると、そこでソムニウムは終了する。
このゲームは伊達とみずきの絆のストーリーでもあるのだな、と気付かされた。
本当に良い演出だった。この分岐ルートで終わりでも良いと思えるくらいに。
ということで、これはみずきルートだったようだ。今までで一番好きな終わり方だったかもしれない。