SORUCCAM

ゲームを吸って飛ぶぞ

「LEGO(レゴ)スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ」 #1

LEGO(レゴ)スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ

 私はスターウォーズがまだ3作品しかなかった頃、ルークの物語が“エピソード4〜6”と呼ばれるようになる前からのファンである。

 そんなスターウォーズファンが、同じくスターウォーズ愛する人に特にオススメしたいのが、この「LEGO(レゴ)®スター・ウォーズ™/スカイウォーカー・サーガ」である。

 これは過去に発売されたゲームタイトルの総集編などではなく、完全新作なので安心してほしい。

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 レゴのゲームシリーズは、子供も大人も楽しめる内容で人気のあるシリーズだ。

 オモチャのイメージで「子供向けだろう」と思われる方もいるかも知れないが、非常に完成度の高いシリーズとしても有名である。

 もちろんストーリーを見れば、レゴの明るく楽しいイメージを損なわない、コメディタッチのものであることは確かだ。

 ただしそこに盛り込まれるパロディ要素の質の高さからは、非常に知識量のある制作者たちが思いを込めて作っていることが感じられる。プレイしているファンからすれば、同じ作品への愛が感じられてとても嬉しいものだ。

 

 “エピソード4〜6”に少し愛が傾きがちな私が、今日からは「LEGO(レゴ)スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ」をプレイしながら日記をつけていくことにする。

 ゲームをスタートすると、まずはエピソード1・4・7が初期から開放されており、そこから好きなものを選んでストーリーを始めることになる。

 ファンならさっそくここで悩んでしまうかもしれない。

 映画の公開順からプレイするか、ストーリーの時系列順から辿っていくか……と。

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 私はすぐさまエピソードⅣを選び、ゲームスタート!

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 スター・ウォーズのロゴが登場し、ストーリーのあらすじが黄色い文字として流れていく演出だけでもう感無量である。

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 このシーンだけでもうスター・ウォーズだ!!!とテンションは最高潮だ。

 ちなみに、本作は300以上のキャラクターを操作することが可能である。つまり、これがどういうことかと言うと、

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 こうしてR2-D2を操作することも可能だということである。

 そして実際にプレイしてみると、レゴとして再現されているキャラクターはもちろんポップな見た目だが、背景やフィールドそのものは非常に精細に描写されていることが分かる。

 砂漠をR2-D2で移動すると、砂の上にきちんと通った跡が残るのだ。砂の粒の表現も細かく、本当にサラサラとしていそうで、つい触りたくなってくる。

 こうした小さな発見がいくつもあって、気づけばあちこちに寄り道をしていることもしばしば。

 メインストーリーだけを追うならば、手軽なボリュームのゲームである。しかしやり込みはじめると、その要素は膨大となる。プレイヤーのそれぞれのスタイルに合わせられるよう、作品に幅をもたせてあるのも、この作品が高評価となっている理由の一つであろう。

 もちろん私は“エピソード1〜9”まで余すところなく楽しんでいくつもりだ。