SORUCCAM

ゲームを吸って飛ぶぞ

「AI:ソムニウムファイル」#1

AI:ソムニウムファイル

 筆者は『極限脱出シリーズ』の大ファンである。謎解きやパズルといったものに目がない。

 というわけで、今回からは『AI:ソムニウムファイル』をプレイしていこうと思う。続編の発売が近づいており、タイミングとしても丁度いいと判断した。

 ある殺人事件の謎を追っていくミステリーアドベンチャーゲームである。

 サブタイトルに必ず“AI”の文字が入っているのが洒落ている。

 最初の事件現場は遊園地だ。物語はいきなりここからはじまる。

 「生きたまま片目をくり抜かれる」という、なかなか酷い手口で殺害されている。

 捜査はポイント&クリック式で、とにかく目に見えるものを片っ端から調べていくことが可能。それぞれに主人公のコメントが付いていたりして、芸が細かい。

 主人公の片目は特殊な義眼であり、X線を放射したりサーモグラフィー機能が付いていたりと、探偵の七つ道具的な役割を果たしている。

 メリーゴーランドの柱の中から女の子を発見し、捜査パートは終了。その手には血の付いたアイスピックが握られており、ひとまず彼女が第一容疑者となる。

 片目が義眼の主人公と、片目が抉られる殺人事件。これで無関係なほうがおかしいので、恐らく何かしら関係があるのだろう。続きが楽しみだ。